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3軒目の一戸建て購入でウキウキ気分☆老後お金ないけど「娘がいるから大丈夫!」

人生で3軒目の一戸建てを買いました。

(と言っても一軒はマンションだけど…)

 

都営団地でお金を貯めて、新築マンションをはじめて購入したのは遠い昔。

そのあと自営店兼自宅を購入して、土地開発の話が舞い込んできた。

そしてやっと開発が進み、お金が手に入ることに…。

 

ついに念願の新築一戸建てを購入した。

これが最期の家になるだろう。

 

初の新築マンション購入で人生バラ色

House

都営団地に住んでいた頃、母が兄の家からうちに引っ越してきた。

その頃はまだ元気だったから、とくに不満はなかった。

一人目の娘が生まれたばかりだったし、母が面倒を見てくれるなら好都合だ。

 

そして二人目の娘が生まれ、貯めていたお金で夢の新築マンションを購入することに。

まわりには自然がいっぱいあって、静かできれいな街だった。

 

そのころ下の娘は2歳。

これから楽しい人生がはじまる。

 

だってお金の心配はないんだから。

母がもらっている遺族年金さえあれば生活できる。

だから母を迎え入れたのだ。

そう、母は金ヅル。

 

ホントのことを言うと、この新築マンションだって母にお金を工面してもらって購入した。

母はいくらでもお金を出してくれる。

だって可愛い孫と一緒に住めるんだから、お金に糸目はつけない。

もともとお金には興味がないのに、どんどんお金が入ってくる。

それを有効活用してあげているのだ。

 

しかも始めたばかりの居酒屋はかなり繁盛していたから、生活はかなり裕福だった。

 

2つ目の家は欠陥住宅 消えたバラ色の人生

新築マンションの生活は捨てがたいけど、一階の家がうるさくて嫌になってきた。

自分たちもうるさいくせに、うちの娘がちょっと跳ねると文句を言ってくる。

 

それに下の娘がさみしいと言うので、自営店と自宅が一緒になった家を購入した。

ちょうどいい口実だ。

 

もちろん購入には母のお金を拝借した。

お金を工面してもらうことに罪悪感はない。

だって母と一緒に住んであげてるんだから、それくらい当然だと思う。

 

でも新しい家は、欠陥住宅だった。

床と壁の間には隙間があるし、そこからすきま風も入ってくる。

 

夏は暑いし、冬は寒い最悪な家だ。

玄関は狭いし、階段は急だし、リビングも14畳から8畳とかなり狭くなった。

 

マンションの生活が恋しい。

でもこれからは、ここに住むしかない。

それからまさか、30年も住むことになるなんて。

 

その家に住みはじめて1年も経たないうちに母が倒れた。

新しい家に老人が住むと、体調を崩すというのは本当だったんだ。

 

それから1年、入退院を繰り返して母はこの世を去った。

悲しかった。

金ヅルがいなくなってしまったから。

 

これからどうやって暮らしていけばいいのだろう。

自宅で新しく始めた店は、以前の居酒屋ほど繁盛しない。

 

こんな儲からない仕事をしながら、母のお金もなくどうやって暮らしていけばいいのか。

しばらくは母の生命保険や、母の貯金で何とかなるだろう。

でもその後が心配だ。

 

少しずつ貯金などを食いつぶしながら、細々と暮らしてきた。

と言っても、2ヶ月に1回くらいは旅行を楽しんでいる。

 

自宅で始めた商売はやめて、夫には外で働いてもらって何とか暮らしてきた。

もう30年になる。

娘はもう嫁いでしまったので、とっくに住んでいない。

 

そんな矢先にやっと開発の話が進んだ。

そうお金が手に入ったのだ。

 

最期の家は念願の新築一戸建て

 

下の娘はもう家に寄り付かない。

でも上の娘は寂しがり屋だから、老後の面倒はみてくれるだろう。

うまく言いくるめれば、老後の心配はなくなる。

 

お互いに一人になるのは寂しいから、利害が一致しているのだ。

 

いや下の娘だってうまく騙せば戻ってくるかもしれない。

遺産をちらつかせて、お金でおびき寄せればいい。

 

まぁ遺産と言っても現金はそれほどない。

でも家があるから何とかエサにはなる。

 

だから家を買おう。

娘と一緒に住む家を。

 

老後の介護などにかかるお金は、娘が何とかしてくれる。

だって一緒に住むんだから、それくらいしてくれるのが当たり前。

家を買うお金だって出したんだから。

今まで育ててあげたんだから。母のお金でだけど…。

 

そう思ってアラエイ(アラウンド80歳)になって最後の家を買った。

これが最期を過ごす家になるだろう。

 

でも今は、これからの生活にワクワクしている。

念願の新築一戸建てで、おだやかな老後を迎えることができる。

 

家具は何にしようかな。

そうだ、明日見に行ってみよう。

娘の趣味は受け入れない。

だって私の家なんだから。

 

 

……っていう親の話。

 

ワタシは下の娘。

 

もうこの人生で、交わることはないだろう。

 

何の苦労もなく生きてきた親。

人生の価値観が違い過ぎる。

 

何もなければ何となくうまくやってきただろう。

でもある事件をきっかけに、絶縁を決めた。

 

事件がなくても同じ結果だったかもしれない。

幼い頃から違和感はあったのだから。

気づかないフリをしていただけ。

 

お金に困ったことのない人生って、本当に羨ましい。

確かに欠陥住宅に住んでいた頃は、お金がなくて困っていた。

でも何かを変えようとか、人生で何かを頑張ろうと思う親ではなかった。

 

この親から学ぶことは何もない。

 

でも人生も終わりが見えてきた頃、またチャンスが舞い込んできた。

念願の新築一戸建てを買えるだけのお金が入ってきたのだから。

 

本当はそのお金を残して、老後費用に充てるのが普通の親。

子供には迷惑をかけないようにするものだから。

 

でも自分の欲望を抑えられない星の住人。

人がどうなっても自分が助かればそれでいい。

 

実の母親ですら金ヅルだと思い、実の娘は介護要員でしかない。

 

でもお互いに我が強い者同士。

楽しく暮らしていけるはずはないのだ。

 

そんなしがらみから解放されて、ワタシには新しい母親ができた。

こんなろくでもない嫁を、ちゃんと考えてくれる神のような人。

 

母親は一人でいい。

 

お金で苦労しない人生は本当に羨ましいけれど、あの人になれと言われたらお断り。

苦労していない人ほど、現状に不満ばかり持っている。

どんなに望んでいた状況になっても、満足できるのはほんの一瞬だけ。

 

すぐに不満が口をついて出てくるのだ。

嫌なことがあったらすぐに逃げる。

苦労することには手を付けない。

 

そんな人生を羨ましいとは思えない。

ワタシはというと、住民税と保険の請求がきて生活費の計算をする。

 

こんな苦しい生活は嫌だ!とか言いながら結構楽しんで生きている。

昨日も締め切りに追われ、意識がもうろうとする中で眠りについた。

 

そしてやっと終わったと思ったら、また今日から一週間が始まる。

生きていくためには今週もやるしかない。

 

そんな自分が最近は好きだ。

自分と友達になりたいと思う。

 

ワタシの人生で自分のことをこんなに好きだと思えたのは初めて。

成長していくのを実感できると、人は自分の生き方に満足できるものなんだね。

 

だからワタシは、これからもワタシの人生を生きていく。