きのこがダイエットに良いというのは、聞いたことがあると思います。
でも、なぜダイエット効果があるのかという理由は、便秘解消くらいしか思い浮かばない人も多いのではないでしょうか。
きのこには、ダイエット効果を高めてくれる成分が含まれているんです。どのようなダイエット効果なのか、ご紹介しましょう。
またきのこダイエットの効果的なやり方と、注意点もご紹介します。
きのこダイエットの効果とは?
きのこダイエットの効果は、意外と満腹感があることです。食物繊維が含まれているので、お腹の中でふくらむんですね。でも、それだけではありませんよ。どんなダイエット効果があるのか見ていきましょう。
食物繊維による便秘解消
きのこダイエットの効果は、便秘解消できることです。
きのこには食物繊維が豊富に含まれていて、便秘解消効果にすぐれています。食物繊維には「不溶性」と「水溶性」がありますが、きのこ類は両方バランスよく含まれているものが多いです。
キノコキトサンによる脂肪燃焼の促進
きのこダイエットの効果をいちばん左右するのが、キノコキトサンによる脂肪燃焼効果です。きのこを食べることで、脂肪の吸収をおさえて、脂肪がつきにくい効果が期待できます。
また脂肪が燃焼しやすくする効果も期待できるので、高いダイエット効果が期待できるというわけです。
ギャバによるストレスの緩和
きのこにはギャバが含まれていて、神経の興奮をおさえて、ストレスを緩和することができると言われています。きのこがストレス解消に効果があるなんて、ちょっと意外ですよね。
βグルカンによる免疫力アップ
きのこに含まれるβグルカンは、免疫力をアップする効果が期待できます。βグルカンとは食物繊維の一種で、きのこに多く含まれている成分です。
コレステロール値を下げるはたらきも期待できます。またガン予防の効果も期待できるなど、免疫力を強化する作用が高いと言われています。
ビタミンDによる骨の強化
きのこにはビタミンDが多く含まれていて、カルシウムの吸収を助ける効果が期待できます。そのため骨を強くして、骨粗しょう症などの予防にもなります。とくに女性はホルモンバランスの関係で、カルシウム不足になりやすいのだとか。
しかもカルシウム不足というのは、検査でもなかなか見つけにくいんです。なぜなら骨からカルシウムを補充して、血液中に取り入れているから。カルシウム不足という検査結果が出た時には、すでに骨がスカスカになってからなんだとか。これは、かなり怖い現象です。
きのこダイエットのやり方
きのこダイエットのやり方は、置き換えダイエットではありません。単品ダイエットでもありません。食事に、きのこ料理をプラスする方法です。
きのこダイエットにオススメのきのこの種類
きのこダイエットにオススメのきのこの種類は、基本的には何でもOKです。
ほとんどのきのこは、100gあたりのカロリーは20キロカロリー以下です。そのためカロリーを気にする必要はありません。どのきのこでもOKです。
比較的利用しやすいきのこは、次の通りです。
- エノキ
- しめじ
- マッシュルーム
エノキはキノコキトサンを豊富に含んでいますし、しめじはリーズナブルで経済的に続けやすいです。
またマッシュルームはカリウムが多く、血行を促進してむくみ解消の効果が期待できます。海外セレブが短期間で痩せるのに利用している「マッシュルームダイエット」という方法があるほど。おすすめです。
1日1回200gのきのこを食事にプラスする
きのこダイエットのやり方は、1日に200gのきのこを食べることです。
朝昼晩のどれか1食で、きのこ料理をプラスします。
量の多さにびっくりするかもしれませんが、料理するとだいぶカサが減ります。そのため意外と難なく食べられるはずですよ。
夜に食べるとダイエット効果アップ
きのこダイエットのやり方は、1日のうち1食にきのこ料理をプラスするという方法です。基本的にはいつでもOKなのですが、できれば夜がいちばん効果的。
夜はカロリーを制限したほうが、ダイエット効果をアップすることができますよね。でも食べないというのも良くない。そこでおすすめなのが、低カロリーのきのこです。
夜きのこを食べると、朝から便秘がすっきり解消されることが多いです。お腹がすっきりしますね。
きのこのオススメの食べ方と続けるコツ
きのこダイエットをすると、毎日のきのこ攻めに飽きてくると思います。
また毎日調理するのも面倒に思ってしまうかも。
そんな時に続けやすいコツをご紹介します。
きのこを冷凍保存する
きのこを冷凍保存すると、日持ちするので頻繁に買いに行く手間が省けますね。また冷凍保存の仕方も簡単です。使いやすければ、続けるのも面倒ではなくなりますよね。200gずつパックしておけば、わざわざ計る手間も省けます。
石づきを取って、ほぐしてジップ付の袋に入れて冷凍するだけです。
使いやすくするためには、細かく刻んでから冷凍すると、そのまま利用できますね。
そのまま味噌汁とかに入れることもできるので、とっても便利です。
きのこは油で炒めるより、蒸す
きのこを料理する時は、炒めることが多いと思います。でも、きのこって油をすごく吸うんですよね。ダイエットに利用するなら、炒めるよりも蒸すほうがオススメ。
蒸してきのこがしんなりしてから炒めると、多少は油を吸いにくいです。
煮るなら生のまま入れて、煮汁もしっかり飲みましょう。煮汁にキノコキトサンが溶けだしています。
煮たり蒸したりしたきのこを冷凍保存するのもアリかも。煮汁ごと冷凍すれば、きのこの旨味を短時間で出して調理できますね。
きのこレシピをご紹介
きのこは強い味はないので、比較的どんな料理にも合いますね。
簡単なものだと「鍋」「カレー」「パスタ」「味噌汁」などです。それ以外にもレパートリーを増やしたい人のために、いくつかきのこレシピをピックアップしました。
ヘルシー♪鶏ささみとキノコのクリーム煮♡ by 331ミミイ
ダイエット中でも、クリーム系が食べたくなる時ってありますよね。きのこダイエットでは、とくに他の食材の制限はありません。
でも、このクリームには生クリームではなく牛乳を使って作るので、比較的ヘルシーです。
ダイエットにも◎栄養満点サバ缶のトマト煮 by ぽんたろー♡
サバ缶もダイエットに最適で、栄養満点の食材の1つ。
調理の手間も省けますよね。トマト風味にアレンジして、ちょっとイタリアン風ですね。ガーリックが食欲をそそるので、白いご飯の食べ過ぎにはご注意を。
ご飯よりも、パスタと混ぜても良さそう。パスタのほうが血糖値が上昇しにくいです。
作り方も簡単で、しかも冷蔵庫で3日くらい保存が可能だそうです。
毎日作るのは手間がかかりますから、大量に作り置きしておくと便利ですね。簡単であることが、ダイエットを続けるコツです。
お酢が入っているので、ダイエット効果もアップ。血行促進でむくみや冷え性を改善してくれることでしょう。
きのこダイエットの注意点をチェック
きのこダイエットは、それほど注意点はありません。おもに食べる量に気をつけるだけです。
200gがつらければ100gでも良い
きのこダイエットは、毎日200gのきのこを食べないといけないですよね。これが意外とキツイそうなんです。きのこが好きな人は良いでしょうが、毎日となるとツライ。
そこで200gではなく、1日100gにしても良いそうです。慣れてきたら200gにしても良いし、100gのまま続けても良いのではないでしょうか。
上限は200gまで
きのこダイエットの注意点は、食べ過ぎに注意すること。1日の上限は200gまでにしてください。食べ過ぎると下痢になる場合もあります。
またきのこに含まれる食物繊維は、不溶性食物繊維なので便秘になることもあるかもしれません。水溶性食物繊維もバランス良く含まれていますから、どちらかというと下痢のほうが心配です。
きのこだけ食べるのはNG
きのこダイエットは、単品ダイエットではありません。そのためきのこだけを食べるのはNGです。また1食置き換えダイエットでもないので、1食をきのこだけにする方法もNGです。
きのこと他の食材の栄養を摂ることで、バランスの良い食事をすることができます。他のおかずもしっかりと食べましょう。強いて言えば、白いご飯をひかえめにすることです。
きのこダイエットで美肌効果もアップ!
きのこダイエットの効果と注意点などをご紹介しました。
体の中の老廃物や毒素を排出する効果が高いので、体の中からキレイになります。
そのため美肌効果も期待できます。
免疫力アップやストレスの緩和もできるので、心身ともに健康になりますね。
ですので、高いアンチエイジング効果も期待できちゃうんです。
健康で美しくなる、きのこダイエットを成功させましょう。