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乾燥肌でかゆい時の対処法|かゆみの原因を知って効果的な保湿ケアをしよう

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乾燥肌でかゆい時は、かいちゃダメ!

かいちゃダメ、かいちゃダメだってわかってるけど、我慢できない……。

そんな時って、ありますよね。

とくに空気が乾燥する冬は、肌のかゆみがひどくなるのではないでしょうか?

 

「かきむしったら傷になって、かさぶたができた」

「かゆくてイライラする」

 

という人も、きっと多いはずです。

そこまで悩ませる肌のかゆみの原因とは、いったい何なのでしょうか?

また、かくと余計にかゆくなるメカニズムもご紹介します。

 

そして、いちばん大切なのは「乾燥肌を改善すること」。

そのためにも、本当に効果のある保湿ケアについて見ていきましょう。

 

肌が乾燥してかゆいと感じる人は、かなり多い

シャンプーやボディソープなどの生活用品から、頭痛薬などの薬まで手掛ける「ライオン」が実施した調査によると、20~40代の女性の60%以上が「月一回以上は、肌のかゆみを感じる」と答えています。

その原因について、半数以上の人が「乾燥肌によるかゆみ」だと認識しているのです。

 

そこまで自身でわかっているにもかかわらず、「何を使ったら良いのかわからない」とも答えているのです。

つまり、ほとんどの人は、「これといった対処法が見つからなくて困っている」ということになります。そこで今回は、乾燥肌でかゆい時の対処法をご紹介したいと思います。

 

乾燥肌によるかゆみの原因は?

なぜ肌が乾燥すると、かゆくなってしまうのでしょうか? 乾燥肌によるかゆみの原因を見ていきましょう。

 

乾燥肌になるメカニズム

乾燥肌によるかゆみの原因を見ていく前に、まずは乾燥肌になるメカニズムを簡単にご紹介しておきます。

 

肌の表面には「表皮」と呼ばれる層があり、その中でも、いちばん外側にあるのが「角層」と呼ばれる層です。いわゆる「角質層」と呼ばれる部分。

この角質層が皮脂と水分を保つことによって、肌をホコリや細菌などから守っています。しかし加齢や生活習慣などの様々な原因によって水分を保持できなくなると、肌のバリア機能が低下して、乾燥肌になってしまいます。

 

乾燥肌になると、肌を守る機能が低下しているため、さまざまな刺激を受けやすい状態になってしまうのです。

 

「ヒスタミン」が神経を刺激している

乾燥肌でかゆくなる原因は、「ヒスタミン」と呼ばれる化学物質が分泌されるためです。乾燥して敏感になっている肌は、ちょっとした刺激によってヒスタミンが分泌され、神経を刺激してしまうのです。

 

ヒスタミンが神経を刺激することによって、脳がかゆみを感じるシステムになっています。つまり「何らかの異常が起きている」という状態を伝えるために、かゆみを起こしていると考えられます。

かゆいのは困りますが、人間の体は良くできていますね。

 

◆かきむしると余計にかゆくなる

肌がかゆい時、我慢できなくてかきむしってしまうと、「余計にかゆくなった」という経験はありませんか? じつは、それにも理由があるのです。

 

蚊に刺された時を想像するとわかると思いますが、かゆい場所をかいたところで、かゆみはおさまりませんよね。乾燥肌によるかゆみも、同じようなメカニズムなのです。

 

ヒスタミンによってかゆみが発生すると、かくことで余計にヒスタミンが分泌されてしまうのです。そのため「かけばかくほど、かゆくなっていく」という最悪な状態になってしまいます。

かゆくてもなるべく我慢して、適切な対処法が必要になります。

 

肌が水分を保てなくなっている

熱いシャワーで洗顔したり、熱いお風呂に入ったりすると、肌の皮脂が流れ落ちてしまいます。肌には適度な皮脂が必要で、少なくなりすぎると乾燥肌が進行してしまいます。

 

皮脂は「天然のクリーム」とも呼ばれていて、肌を守る機能を果たしているのです。そのため皮脂が少なくなると、肌に水分を保つ機能が低下して、細胞と細胞の間に隙間ができます。

そこからホコリや細菌などが侵入して、かゆみを引き起こす恐れがあります。

 

◆入浴・洗顔方法を見直す

乾燥肌を改善するためにも、乾燥肌を予防するためにも、入浴や洗顔方法を見直す必要があります。とくに熱いお湯は皮脂を洗い流してしまうので、ぬるめのお湯を使うことが大切です。

 

また長時間の入浴や、長時間肌を濡らしたままにするのも、乾燥肌を悪化させる原因になります。血行を良くするためにも、入浴で体を温めるのは大事ですが、10~15分程度にとどめましょう。洗顔は、なるべく素早く済ませるのがコツです。

 

バリア機能が低下して、刺激を受けやすい

乾燥肌になると、肌を守る機能が低下するとお伝えしましたが、これを「肌のバリア機能」と言います。バリア機能が低下すると、ちょっとした刺激でもかゆみの原因になる場合があります。

 

たとえば、衣類の刺激や紫外線、髪の毛などによる刺激が「かゆみ」の原因になってしまうのです。バリア機能が低下した肌は、とても刺激を受けやすい状態なのです。

 

◆肌ざわりの良い服を着る

バリア機能が低下した肌を守るには、できるだけ肌に刺激を与えないようにすることが大切です。肌ざわりの良い服を着るのも、1つの対策になります。

 

また髪の毛は意外と汚れているので、敏感な肌に触れると、細菌などが肌に付着することもあります。それが、かゆみの原因になります。もちろん紫外線による刺激も、なるべく回避できるように心がけましょうね。

 

「肌のバリア機能」が低下する原因も知っておこう

乾燥肌によるかゆみの原因をご紹介しましたが、そもそも「肌のバリア機能」が低下する原因は何なのでしょうか?

 

  • 加齢による皮脂不足
  • ストレスによる免疫力の低下
  • 喫煙による血行不良
  • 睡眠不足によるターンオーバーの乱れ
  • 乾燥した空気と紫外線
  • ダイエットによる栄養不足

 

加齢とともに皮脂分泌が少なくなり、肌のうるおいが失われていきます。

またストレスがたまると免疫力が低下して、肌のバリア機能も低下してしまいます。

 

喫煙や睡眠不足は、血行不良を引き起こし、肌のターンオーバーが乱れます。

また乾燥した空気や紫外線によって、肌は水分を失っていきます。

そして過度なダイエットによる栄養不足は、肌に栄養を与えることができなくなり、荒れてしまうのです。

 

このような様々な原因によって、肌はバリア機能を失い、乾燥肌が悪化します。乾燥肌になると刺激に敏感になるため、かゆみが起きるという仕組みなのです。

 

乾燥肌でかゆい時の対処法

では、乾燥肌でかゆい時には、どのような対処法をすれば良いのでしょうか?

 

かゆくても、かかない・触らない

「乾燥肌になるメカニズム」でもご紹介したように、かゆみがある時は、かかないことが大切です。かゆみの原因物質である「ヒスタミン」は、かくことで余計に分泌されて悪化するからです。

 

かかないことはもちろんですが、そもそも触れないことです。乾燥肌がひどい時は、ちょっと触れただけでも刺激になる場合があります。洗顔後の顔をタオルで拭く時にも、ゴシゴシ拭かずに、押さえるようにして拭くようにしましょう。

 

我慢できないときは、一時的に冷やす

乾燥肌によるかゆみの対処法としては、温めて血行を良くすることが大切です。ただし温めると、かゆみがひどくなることもあるのです。その場合には、一時的に冷やしたほうが良いでしょう。

 

血行を良くすることは大切なので、基本的には温めるほうが、乾燥肌やかゆみの予防になります。かゆみがひどい時だけ、お風呂はより「ぬるく」、室温も「温めすぎない」ようにしましょう。

 

効果のある保湿クリームで肌を守る

乾燥肌でかゆい時の対処法は、効果のある保湿クリームで保湿することが大切です。これが大前提の対処法となります。乾燥を改善しなければ、かゆみを治すことはできません。

 

効果的な保湿クリームの成分は、「セラミド」です。セラミドは、肌を直接うるおす保湿成分です。加齢などによって減少した保湿成分を補うことで、乾燥から肌を守ることができるのです。

 

◆かゆみを鎮める成分と保湿成分

まずは、乾燥肌でかゆい時は、絶対にかかないようにしましょう。でも我慢できない時もありますよね。そんな時は、かゆみを鎮める薬を塗ることです。その後で、肌本来の機能を回復させていくことが大切です。有効成分は、以下の通りです。

 

  • 抗ヒスタミン薬
  • ビタミンE
  • ヒアルロン酸
  • セラミド

 

抗ヒスタミン薬は、かゆみの原因物質である「ヒスタミン」の活動を鎮める効果がある薬です。かゆくて我慢できないときは、かかずにこれを塗っておきましょう。

 

また肌自体の状態を良くするためには、「血行促進」と「保湿」が重要です。

「ビタミンE」は血行を良くして、肌のターンオーバーをうながします。

肌の土台ができたところで、肌の保水機能を高める「ヒアルロン酸」を補給します。

そして最後に、肌の保湿成分である「セラミド」を注入して、肌のうるおいを蘇らせましょう。

 

皮膚科で薬を処方してもらう

抗ヒスタミン薬は市販の物もありますが、効果が感じられない場合には皮膚科を受診しましょう。一般的には、処方薬よりも市販薬のほうが、作用が弱めに作られています。そのため市販薬でも効かないなら、医師に薬を処方してもらうと良いでしょう。

 

乾燥肌によるかゆみを予防する生活習慣

乾燥肌でかゆい時の対処法をご紹介しましたが、今までの対処法は、かゆみが出てからの対策になります。

これからご紹介するのは、かゆみを根本から改善するための予防法です。かゆみの対処法と並行してすると効果的ですよ。

 

栄養のある食生活を心がける

乾燥肌でかゆみがある場合には、肌が元気を失くしている状態です。そのため肌に栄養を与えて、健康的な肌をつくることが大切なのです。そのためには、栄養バランスの良い食生活は基本です。

 

その上で、かゆみを鎮める食べ物も食べておくと、かゆみを予防することができます。つまり、ヒスタミンの分泌をおさえる食べ物です。

 

◆かゆみを鎮める食べ物

かゆみの改善にも、かゆみの予防にも、以下のような食べ物がオススメです。

 

  • ヨーグルト
  • 納豆
  • ブロッコリー
  • レモン
  • ブルーベリー
  • 甜茶

 

お気づきの人もいると思いますが、花粉症に効く食べ物と同じですよね。それもそのはず。ヒスタミンによるかゆみは、アレルギー症状の一種だからです。

アレルギー症状をおさえて、かゆみが起こらないようにする食べ物なのです。

 

日頃から運動やマッサージで血行をうながす

乾燥肌を改善して、かゆみを予防するためには、日頃から血行を良くしておく必要があります。血行を良くすると肌の新陳代謝が良くなり、肌の回復力がアップします。

つまり肌のバリア機能が、回復されるということですね。

 

適度な運動によって全身の血行を良くしたり、マッサージで部分的に血行をうながすのも良いでしょう。

ただし、既にかゆみがある場合には、あまりやらないことです。血行が良くなると、かゆみが悪化する可能性があります。

 

睡眠をしっかりとり、ターンオーバーを正常にする

美肌には睡眠が大事だと言われていますが、これは「寝ている間に、肌が修復される」からです。

 

睡眠をしっかりとることで、肌のターンオーバーが正常になります。それは、眠りはじめてから2~3時間後に分泌される「成長ホルモン」のおかげです。成長ホルモンは体のさまざまな部分の修復をおこない、美肌になるのはもちろん、ケガや病気を回復させることもできます。

 

乾燥肌を予防・改善するためには、良質な睡眠をとることが大切なのです。寝る前から準備をはじめて、リラックスして過ごすようにしましょう。そうすれば自然と眠りにつくことができ、安眠効果も高まります。

 

入浴方法と入浴後の保湿ケア

乾燥肌によるかゆみを予防するには、入浴方法に注意することです。普段から体をしっかりと温めるのは大事ですが、熱すぎないお湯に入るのが重要です。

血行を良くすることで体温を維持し、免疫力が下がらないようにすることができます。免疫力を保てれば、乾燥肌を予防することができるのです。

 

また入浴後の保湿ケアは、スピード勝負です。お風呂上がりには、速攻で保湿する必要があります。まずは化粧水を浸透させてから、保湿クリームで保湿しましょう。

肌を保湿する成分は、「セラミド」が効果的です。

 

乾燥肌を治して、かゆみにさようなら!

乾燥肌でかゆい時の対処法をご紹介しました。

かゆみを改善するには、乾燥肌を治すことが大切です。

 

そのためには、本当に効果のある保湿ケアが重要なんですね。

肌への対処法や生活習慣によって、乾燥肌を改善していきましょう。

これであなたも、かゆみとおさらばできますよ。