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日焼け止めの正しい塗り方!塗る順番と塗り直しのポイントを知って効果アップ

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日焼け止めの塗り方は、塗る順番と塗り直しがポイント!

紫外線が強い季節は、日焼け止めを塗っている人が多いですよね。

でも、「日焼け止めって、どの順番で塗ればいいの?」「塗り直しって、どうすればいいの?」と思っている人も多いのではないでしょうか?

日焼け止めは、正しく塗らなければ十分な効果が得られないため、塗り残しやすい部位や、日焼けしやすい部位を知ることで、うっかり日焼けを防ぐことができます。

そこで今回は、日焼け止めの正しい塗り方についてご紹介していきます。

塗る順番と塗り直しのポイントを押さえれば、ムラなくキレイに塗ることができますよ。

白い肌をキープするために、正しい日焼け止めの塗り方をマスターしましょう!

日焼け止めの正しい塗り方とは?

日焼け止めの正しい塗り方は、「塗る量」と「塗り方」がポイントです。ムラなくキレイに塗ることで、うっかり日焼けを防ぐことができます。では、顔や体への塗り方を見ていきましょう。

日焼け止めの正しい塗り方(動画)

正しい日焼け止めの塗り方は、ムラができないように丁寧に塗ることです。まずは、動画をご覧ください。とてもわかりやすいので、同じようにやってみましょう。

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◆日焼け止めの塗り方【顔】

  1. 適量の日焼け止めを手に取り、顔の5ヶ所にのせます。
  2. 内側から外側に向かって、広げるように伸ばします。
  3. 小鼻の横・口角・生え際などに塗り残しができないように塗ります。
  4. 手に残った日焼け止めを、首すじに伸ばします。

◆日焼け止めの塗り方【体】

  1. 少量の日焼け止めを手に取り、フェイスラインから胸元までムラなく伸ばします(デコルテ)。
  2. 耳や襟足にも、忘れずに伸ばしましょう。
  3. 次に、肩から手の甲に向かって、容器から直接日焼け止めを出します。(腕)
  4. らせんを描くように、クルクルと伸ばしていきます。内側もしっかり塗りましょう。
  5. 足も、腕と同じ要領で塗っていきましょう。

保湿をしっかりしてから塗る

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日焼け止めの正しい塗り方は、日焼け止めを塗る前に保湿をしっかりすることです。肌が乾燥していると、皮脂の過剰分泌を招き、日焼け止めが落ちやすくなります。

そのため、肌をしっかり保湿してから日焼け止めを塗りましょう。

また、スキンケア化粧品がしっかり肌に浸透した後に、日焼け止めを塗るのもポイントです。そうすることで、日焼け止めが落ちにくくなります。

日焼け止めはよく振ってから使う

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日焼け止めは層になっているので、よく振ってから使わないと、十分な日焼け止め効果を得られなくなります。ミルクタイプや液体タイプの日焼け止めは、よく振ってから使用するようにしましょう。

適量の日焼け止めを使用する

日焼け止めの正しい塗り方は、適量の日焼け止めを使用することです。「もったいないから」とか「ベタつくから」という理由で使う量を減らしてしまうと、十分な日焼け止め効果が得られなくなります。

首や耳の後ろなども忘れずに

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動画にもあったように、首や耳の後ろなども忘れずに塗りましょう。これらは塗り残しやすい部位ですし、日焼けしやすい部位でもあります。

そのため、忘れずに塗りましょう。首だけ日焼けすると、顔が白く浮いてしまうので気をつけてくださいね。

手のひらで伸ばさず、直接肌にのせる

日焼け止めを塗るときは、手のひらの上で日焼け止めを伸ばさずに、直接肌にのせます。

とくに、ミルクタイプなどのゆるいテクスチャーの日焼け止めは、すぐに手のひらに浸透してしまうので、顔などに塗るときに薄塗りになってしまうのです。

適量の日焼け止めを手に取ったら、反対の手でチョンチョンと肌にのせていきます。最後に、手のひらに残った日焼け止めを全体に伸ばしましょう。

日焼け止めを塗り残しがちな部位って?

日焼け止めの正しい塗り方をご紹介しましたが、ちゃんと塗ったつもりでも塗り残しやすい部位があります。ムラ焼けやうっかり日焼けの原因になってしまうので、塗り残しやすい部位と、日焼けしやすい部位についてご紹介します。この部分は、入念に塗っておきましょう。

顔で塗り残しがちな部位

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顔の中で日焼け止めを塗り残しがちな部位は、以下の7ヶ所です。メイクをしてしまうと塗り直しが大変なので、最初にしっかりと塗っておきましょう。

  • 眉間
  • 髪の生え際
  • まぶた
  • 小鼻の横
  • フェイスラインの裏
  • くちびる

眉間から鼻の上部、目頭の辺りは、塗り残しがちな部位です。凹凸がある場所なので、指先で丁寧に伸ばしていきましょう。

また、耳はキレイに塗るのがむずかしいパーツですが、顔に塗った後に手のひらに残った日焼け止めを、耳をつかむようにして塗ると良いでしょう。

日焼け止めは、鏡で見える部分にはキレイに塗る意識がありますが、たとえばフェイスラインの裏は、忘れがちなパーツです。

首との境界線になる大切な場所なので、忘れずに塗るようにしましょう。

くちびるは肌質が弱いので、紫外線の影響を受けやすい部位です。UVカットのリップクリームを忘れずに塗るようにしましょう。

最後に、髪の生え際は、指でなぞるように、しっかりと伸ばしておきます。

体で塗り残しがちな部位

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体で日焼け止めを塗り残しがちな部位は、以下の7ヶ所です。たくさんあって大変だと思うかもしれませんが、パーツごとに丁寧に塗っていけば、塗り残しや塗り忘れを防ぐことができます。

  • 首の後ろ
  • デコルテ
  • 背中(意外と肌が露出している部分)
  • ひじ
  • 足の甲・足指
  • ひざの裏
  • 手の甲・指

体は広範囲に及ぶので、隅々まで塗るのが大変ですよね。でも、うっかり日焼けを防ぐには、塗り忘れやすい部位をしっかり覚えておきましょう。

とくに、デコルテと首の後ろは日焼けしやすい部位なので、顔と同じくらい丁寧に塗ることが大切です。

また、意外と肌が露出している「背中」も、しっかり忘れずに塗りましょう。

そして、ひじ・足の甲・手の甲・ひざ裏などは、肌が露出しているのはもちろん、日焼けしやすい部位でもあるので、きちんとムラなく塗るようにしましょう。

日焼けしやすい部位は二度塗りが必要

日焼け止めを塗っているのに、なぜか日焼けしてしまうことってありませんか? 実は、とくに日焼けしやすい部位があるんです。

その部位とは、高くなっている部位や、紫外線が当たりやすい部位です。そのような日焼けしやすい部位には、できれば二度塗りすることをオススメします。

  • 頬骨の上
  • 肩のてっぺん
  • 腕の付け根のカーブの部分

顔の中で日焼けしやすいのは、「頬骨」と「鼻」です。この部分だけ二度塗りしてもOKですし、全体的に二度塗りしてもOKです。

また、肩のてっぺんは直射日光が当たりやすいので、日焼けしやすい部位です。肩から腕の付け根のカーブになっている部分も日焼けしやすいので、しっかり塗りましょう。

メイクの時に顔に日焼け止めを塗る順番

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日焼け止めを塗るタイミングは、メイクの前にしていますか? それともメイクの後にしていますか? それによって落ちにくさが変わってきます。

日焼け止めの効果を十分に発揮させるための日焼け止めとメイクの順番は、以下の通りです。

化粧水→乳液→日焼け止め→下地→ファンデーション

この順番で塗ると、日焼け止めの効果を十分に発揮してくれます。つまり、メイクの前に日焼け止めを塗ります。

化粧下地の後に日焼け止めを塗ると、メイクが崩れやすくなる上に、日焼け止めの効果が半減すると言われています。

また、化粧水や乳液でスキンケアをしてから日焼け止めを塗りますが、スキンケア化粧品がしっかり肌になじんでから日焼け止めを塗りましょう。メイク崩れの予防になります。

メイク直しや日焼け止めの塗り直し方法

メイク直しや日焼け止めの塗り直し方法のコツをご紹介します。効果的に日焼けを防ぐには、2~3時間ごとに塗り直すのが基本です。

ただし、汗をたくさんかいたり、海やプールで濡れたり、タオルで顔などを拭いたりしたときは、日焼け止めが落ちやすいので小まめに塗り直しをしましょう。

メイクを落として塗り直す方法

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しっかりと「メイク直し」と「日焼け止めの塗り直し」をしたい人は、メイクを落としてから塗り直しましょう。

  1. 乳液を手に取り、顔になじませてファンデーションを落とします。
  2. 次に、日焼け止めを塗り直します。
  3. 最後に、下地とファンデーションを塗り直して完成です。

ちょっと時間はかかりますが、しっかりとメイク直しと日焼け止めの塗り直しができますよ。

メイクの上から塗り直す方法

メイクの上から日焼け止めを塗り直す場合には、最初にしっかりと汗や皮脂を拭き取ってから塗り直すことが大切です。

皮脂がついたまま重ねづけすると、ファンデーションがヨレる原因になります。では、メイクの上から日焼け止めを塗り直す方法を2つご紹介します。

◆パウダータイプの日焼け止めを重ねづけ

パウダータイプの日焼け止めなら、メイクの上からメイク直しついでに塗り直しができます。

また、UV効果のあるパウダーファンデーションや、パウダーファンデーションそのものにも日焼け止め効果があるため、面倒な塗り直しをしたくない人は「パウダー系」を利用してみましょう。

日焼け止めの効果は、クリームタイプの日焼け止めよりも低いので、パウダー系を使うなら小まめにを塗り直しましょう。

◆スプレータイプの日焼け止めを吹きかける

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いちばん簡単な日焼け止めの塗り直し方法は、スプレータイプの日焼け止めを吹きかけること。まずはティッシュなどで皮脂を拭き取ってから、スプレータイプの日焼け止めを塗りましょう。

ただし、ムラになるのがデメリットなので、最後に手のひらで押さえるのが効果的です。

日焼け止めを塗るときに気をつけるポイント

日焼け止めの正しい塗り方や、塗り直しのコツなどについてご紹介しましたが、最後に、日焼け止めを塗るときに気をつけるポイントについてご紹介します。

日焼け止めの使用期限に気をつける

ワンシーズンではなかなか使いきらない日焼け止め。でも、去年の日焼け止めを使うのはNGです。日焼け止めの使用期限は、開封後なら1年間です。

そのため、開封したらワンシーズンで使いきるようにしましょう。

未開封の日焼け止めなら、去年のものでも使用OKです。

外出の30分までに塗る

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日焼け止めは、出かける直前に塗ってもあまり効果がありません。しっかりと肌になじんでから効果が発揮されるので、外出の30分前までに塗っておくようにしましょう。

メイクの時間も合わせると、1時間前くらいには塗っておいたほうが良いかもしれませんね。

すり込んじゃダメ

日焼け止めは、肌に密着しているほうが効果があります。とはいえ、肌にすり込むように塗るのはダメなんです。

こするように塗ると日焼け止めがポロポロになり、しっかり肌に密着できなくなってしまいます。

そのため、肌の上に日焼け止めをのせたら、軽くポンポンたたくようになじませ、やさしく伸ばすようにしましょう。

一気に塗らず、少量ずつ塗るのがポイント

日焼け止めは、丁寧に塗ると意外と時間がかかりますよね。そのため、朝などの時間がないときは、一気に伸ばしてサっと塗ってしまいがち。

でも、一気に広範囲を塗ってしまうと、どうしてもムラができたり、肌になじみにくくなったりします。

そのため、日焼け止めを一気に伸ばそうとせず、少量ずつ塗っていくのがポイントです。

塗り方のところでご紹介したように、部位ごとに丁寧に塗っていくと、ムラなくキレイに塗れますよ。慣れてくれば、意外と短時間でキレイに塗れるようになります。

日焼け止めの正しい塗り方はパーツごとに塗ること

日焼け止めの正しい塗り方や塗る順番、塗り直し方やポイントについてご紹介しました。日焼け止めの塗り方は、できるだけ慌てずに、肌にしっかりと浸透したのを確認してから次の部位へと進んでいくこともポイントの1つ。とくにメイクと混ざってしまうと、メイクも日焼け止めも両方落ちやすくなってしまいます。朝は忙しいですが、できるだけ丁寧に日焼け止めを塗り、うっかり日焼けを防ぎましょう!