ダイエット

オチョダイエットで楽しく痩せる|インナーマッスルを鍛えてメリハリボディに

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主婦の間で大人気の「オチョダイエット」。

一体どんなダイエット方法なの?という感じですよね。「オチョ」とは、スペイン語で「数字の8」のこと。

なぜスペイン語なのかというと、アルゼンチンタンゴの動きを基本にしたダイエット方法だからです。しかも回数は、たったの8回。それが「オチョ」という名前の由来なのです。

オチョダイエットは、俳優であり、アルゼンチンタンゴの講師でもある、ダンサーの進藤学さんが考案したダイエット方法です。

腹筋の割れたイケメンなので、主婦からの人気が高まったのかも。

そんなオチョダイエットの効果ややり方を見ていきましょう。1~2週間で効果が出たという人もいますが、もし痩せない場合の対処法もご紹介します。

オチョダイエットのやり方

オチョダイエットのやり方は、簡単でしかも楽チンな運動をするだけです。時間にすると5分くらい。3種類の運動をやっても、10分くらいでできちゃいますね。

この運動を時間が空いた時にやってみてください。いつやってもOKです。食事制限もとくにありません。ただ効果を高めたいなら、栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。

基本の「立ちオチョ」でくびれ効果

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  1. 足を肩幅に開いて立ち、お腹とお尻にクッと力を入れます。
  2. 正面を向き、頭を上から引っ張られるように真っすぐ立ちます。
  3. 腰を左前にクィッと突き出します。
  4. そこから体の遠くを通って、腰を左後ろに回します。
  5. 今度は右前に腰をクィッと突きだし、体の遠くを通って右後ろに回します。

これを8回×8セットおこなうだけ。

上から見ると、お尻の動きが8の字になるように、しっかりと意識しましょう。上半身は、ずっと正面に向けておきます。

でも下半身は、腰の側面を先頭にして回す感じです。すると腰とお腹を大きくねじっているのが、良くわかりますね。

腰に負担がかかる場合があるので、腰痛の人は注意が必要です。

座ったままでもOK!「座りオチョ」

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  1. イスに浅く座ります。
  2. お尻は動かさないようにして、胸を右前に突きだします。
  3. 弧を描くようにして左前に移動します。
  4. 対角線上の右後ろに引っ込めて、腰を丸めます。背もたれスレスレくらいまで下げると、腹筋を使っているのがわかります。
  5. 弧を描くようにして左後ろに移動します。

反対回しも、やるのがコツだそうです。

やってみて思ったんですが、座りオチョなら腰痛改善の効果も期待できるのではないかと思います。

立ちオチョはウエスト部分を集中的に動かします。でも座りオチョは、腰から肩甲骨にかけて、全体的に動かすんです。

そのため腰が柔らかくなり、スッキリした感じがしました。

二の腕タプタプを解消できる「腕オチョ」

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  1. 立った状態で、両手を横に伸ばします。
  2. 手のひらを後ろに向けて、腕を後ろに引きます。この時に肩甲骨が引き寄せられる感じです。
  3. 手のひらを前に向けて、腕を前に出します。(真横よりチョット前寄りの位置まで)この時に、肩甲骨を開きます。

自分の手の動きを横から見てみると、8の字を描くように動かせていればOKです。

オチョダイエットの効果とは?

簡単にできて、しかも時間もかからない「オチョダイエット」。たったこれだけの運動なのに、その効果は絶大です。どのようなダイエット効果があるのか、見ていきましょう。

お腹と背中が大きくねじれるので、腹筋より脂肪燃焼効果アップ

オチョダイエットの効果は、何といっても「くびれ効果」。なぜくびれ効果があるのかというと、お腹と背中を大きくねじるからなんです。

普段は使わない筋肉を動かすことで、脂肪が燃焼しやすい状態に突入します。

そして滑らかに動かすことで、腹筋よりも脂肪燃焼効果が高いと言われているんです。そのため理想的なくびれをつくることができるんですね。

たった5分で即効性が期待できる

これは誰でも即効性があるわけではないようです。即効性がある人とない人のちがいは、2つあります。

  • 普段から運動不足
  • 体重が多く、ウエスト周りが一般より太め

この条件に当てはまる人は、たった5分でも即効性があるかもしれません。いわゆる「メタボ体型」の人は即効性も期待できますし、ウエストシェイプの方法としてはオススメです。

腸を動かすので便秘解消

オチョダイエットの動きは、腰とお腹をねじりますよね。そのため腸の動きが活発になる効果が期待できるんです。

腸のはたらきが活発になり便秘が解消されると、ポッコリお腹もへっこみますね。

オチョダイエットは、体重が多い人ほど効果的です。8セットやるだけでも、汗をダラダラかくほどです。

オチョダイエットを始める数十分前に水を飲んでおくと、さらに腸のはたらきが活発になりますよ。

インナーマッスルを鍛えて代謝アップ

オチョダイエットは、お腹と腰を大きくねじることで、インナーマッスルを鍛えることができる運動です。インナーマッスルとは、体の奥のほうにある目では見えない筋肉のこと。

このインナーマッスルを鍛えることで、代謝がアップすると言われているんです。またオチョダイエットは、ハードな運動ではありません。

そのため有酸素運動になり、脂肪が燃焼しやすい運動と言えます。

オチョダイエットで痩せない時の対処法

オチョダイエットを2週間つづけても、「痩せない」という人がいます。その原因を考えながら、痩せるための対処法をご紹介していきましょう。

1~3ヶ月くらい続けてみる

オチョダイエットは2週間で効果が出ると言われていますが、もし痩せないなら1~3ヶ月くらい継続してみましょう。

ダイエットは、継続することで効果が高まっていきます。地道に続けることで、努力が報われる日が来ることでしょう。

回数の目標を1日100回にしてみる

オチョダイエットのやり方は、1日に8回×8セットが基本のメソッドです。でも2週間経っても痩せない場合には、目標回数を増やしてみましょう。

1日64回だったところを、1日100回を目標に続けてみます。それでも10分もあれば、余裕でできてしまう回数です。頑張ってみましょう。

食事は腹八分目・高カロリーの食事を少しひかえる

オチョダイエットを2週間続けても痩せない場合は、もしかしたら食べ過ぎているのかもしれません。

オチョダイエットは、とくに食事制限のないストレスフリーなダイエット方法です。そのことも人気の秘密かもしれませんね。

でも、もし2週間続けても痩せないなら、少しだけ食事に気をつけてみましょう。満腹になるまで食べないで、腹八分目の食事を意識します。

そして揚げ物などの高カロリーの食事を、少しだけひかえます。そうすれば結果があらわれてくるかもしれません。

動きを正しく大きくなめらかに

オチョダイエットを2週間続けても痩せない理由は、動きが正しくできていないのかもしれません。

オチョダイエットは、正しい動きをしないと効果が出ない場合があります。また動きが小さくなり、楽すぎる動きになっているのかもしれません。

オチョダイエットの効果を高めるには、動きを正しく大きく滑らかにすることが大切です。立ちオチョを例に挙げて、ポイントを説明します。

  • クィッの時は、「これ以上は上がらない」という所まで腰をクィッと上げましょう。
  • グワンと回す時は、「いちばん遠くを通るようなイメージ」で腰を回します。

たったこれだけのことを意識するだけで、効果があらわれてくる場合があります。体勢は真っすぐ前を向き、真っすぐ上に伸びるように姿勢を正します。

上半身がブレないように注意してくださいね。

オチョダイエットで楽しく痩せよう

オチョダイエットの効果とやり方をご紹介しました。オチョダイエットは簡単で、しかも楽チンなのが嬉しいダイエット方法です。だから楽しみながら痩せることができますよ。

8回目の時に「オチョ!」と声に出すと、楽しくなるんだとか。動画を見ながら、一緒にやってみてくださいね。