美容

枝毛をなくす方法|髪のパサつきをなくして美髪を取り戻すヘアケア

f:id:m-danjyo:20180315193856j:plain

枝毛をなくす対策と、正しいヘアケア方法

髪がパサパサになったと感じると、見つけてしまうのが枝毛。

枝毛があると見た目も良くないし、髪の乾燥がどんどん進んでしまいますよね。

じつは枝毛って、切っただけでは完璧なケアとは言えないんです。

毛先に枝毛ができたということは、もっと根元のほうにダメージがある証拠。

根本的にヘアケアを改善しなければ、枝毛は増えるばかりなんです。

しかも枝毛があると、そこからどんどん水分が抜けて、ダメージは広がっていきます。

これ以上枝毛を増やさないためには、正しい対策が必要なのです。

今あるダメージを修復し、枝毛を増やさないためにも、枝毛をなくす方法日頃のヘアケアについてご紹介していきます。

シャンプーとトリートメントの選び方・使い方にもポイントがあるので、今日から実践して、健康で美しい髪をキープしましょう。

枝毛をなくす方法は、健康で美しい髪を育てること

枝毛は、日々のヘアケアなどによって、徐々にダメージが積み重なってできます。そのため、枝毛をなくす方法も、日々の積み重ねにかかっています。

日々のヘアケアで枝毛をなくし、健康で美しい髪を育てることが、最終的な目的です。

そもそも枝毛とは、どんな状態?

では、そもそも枝毛とは、どんな状態なのでしょうか? 枝毛の状態には、いくつか種類があります。

  • 枝分かれしている枝毛(一般的)
  • 先端が細くなっている枝毛
  • 髪の途中が裂けている枝毛
  • 髪が折れ曲がっている枝毛

自分の枝毛を見てみると、確かにこのような状態になっていますよね。

枝毛とは、髪の表面にある「キューティクル」が剥がれた状態のことを言います。

キューティクルは、髪の内部を守るコーティングのような役割をしています。ところが、何らかのダメージによってキューティクルが剥がれると、そこから水分が蒸発し、枝毛になってしまうのです。

シャンプー&トリートメント選びがヘアケアの基本!

枝毛をなくすには、髪に栄養を与え、ダメージを修復することが大切です。そのためには、シャンプーとトリートメント選びが大事。

髪に良いシャンプーとトリートメントを使うことは、ヘアケアの基本ですよね。

商品イメージに惑わされることなく、配合されている成分をしっかりと見極めることが大切です。

枝毛対策には「睡眠」と「食事」が大事!

枝毛をなくす方法は、ヘアケアだけではありません。日々の生活の中にも、枝毛になる原因がかくれています。

そのため、生活習慣を改善することが、枝毛対策には必要なのです。

とくに、睡眠と食事は、髪の毛の成長に大きく関わっています。健康で美しい髪を育てるには、充分な睡眠と、栄養バランスの良い食事が大切です。

枝毛ができる原因

なぜ枝毛はできるのでしょうか? それは、髪が何らかのダメージを受けているからです。では、どんなダメージが枝毛の原因になるのか見ていきましょう。

ドライヤーの熱ダメージ

枝毛ができる原因は、ドライヤーの熱によるダメージを受けているからです。でも、ドライヤーが悪いのではありません。

むしろ髪を乾かさないほうが、もっと問題があります。では、何が悪いのでしょうか?

それは、ドライヤーを髪に近づけすぎていること。また、ドライヤーの熱風が高温すぎることも、枝毛の原因になります。

ドライヤーの熱ダメージが強すぎると、髪の内部の水分を蒸発させて、枝毛になってしまうのです。

カラー・パーマによるダメージ

カラーやパーマをするときは、鼻にツンとくる薬液を使いますよね。その薬液こそが、枝毛になる原因です。カラーやパーマに使われる薬液は、キューティクルを溶かしてしまうのです。

またパーマは、真っすぐな髪を無理やり曲げたり、うねった髪を無理やり伸ばしたりする行為。これが髪の負担となり、キューティクルがダメージを受け、枝毛になってしまうのです。

紫外線によるダメージ

髪は、体の中で一番太陽に近い場所にあります。そのため、顔よりも紫外線によるダメージを受けやすいと言われています。

肌が日焼けすると乾燥しやすくなりますが、髪も紫外線によって乾燥しやすくなります。

紫外線によるダメージは、キューティクルを剥がれやすくするため、枝毛の原因になるのです。

濡れた髪のまま寝る

髪は、濡れた状態のときが一番ダメージを受けやすいのをご存知ですか?

そのため、濡れた髪のまま寝るのは絶対にNGです。最後まで、きちんと乾かさずに寝るのもNGです。

濡れた髪が枕でこすれると、キューティクルが剥がれて、枝毛の原因になります。

【枝毛対策】シャンプー&トリートメントの選び方

枝毛をなくすには、シャンプーとトリートメントでダメージを修復したり、枝毛が増えないように対策をする必要があります。では、枝毛対策に効果的なシャンプーとトリートメントの選び方と使い方をご紹介します。

頭皮や髪を乾燥させないシャンプー&トリートメント

枝毛対策には、頭皮や髪を乾燥させないシャンプーやトリートメントを選ぶことが大切です。髪が乾燥すると、キューティクルが剥がれやすくなり、枝毛の原因になります。

また、頭皮が乾燥すると血行が悪くなり、髪に栄養が届きにくくなります。そのため髪の成長をさまたげ、枝毛になりやすいのです。

さらに、頭皮が乾燥することで、抜け毛や薄毛の原因にもなりますので、乾燥を防ぐことが大切です。

髪に栄養を与えるシャンプー&トリートメント

枝毛をなくすには、髪に栄養を与えるシャンプーやトリートメントを選ぶことが大切です。枝毛のない美しく健康な髪は、栄養成分が髪に行きわたっている状態。

この状態をキープするためには、髪に良い栄養を与えることが必要なのです。

髪をつくる成分といえば「タンパク質」。それを補うことができるのは、「アミノ酸系シャンプー」です。

洗浄力がマイルドで、髪に負担がかかりにくいだけでなく、髪に栄養を与えてくれるシャンプーです。

逆に避けるべきシャンプーは、「高級アルコール系シャンプー」です。洗浄力が強くスッキリするのが特徴ですが、アルコールは、頭皮や髪を乾燥させてしまう恐れがあるため注意が必要です。

シャンプーはしっかり泡立てて、摩擦をなくす

枝毛対策としてのシャンプーの使い方は、しっかりと泡立ててから髪につけることです。

泡立っていないシャンプーを髪につけると、シャンプーを泡立てるために髪をこすりますよね。この摩擦が、髪のキューティクルを剥がすダメージにつながるのです。

シャンプーの泡でやさしく髪を洗えば、枝毛を防ぎながら、髪のツヤを出すこともできますよ。

ダメージ修復には、トリートメントが必須

枝毛の原因は、髪が受ける様々なダメージによるもの。そのダメージを修復しなければ、枝毛をなくすことはできません。

枝毛は、毛先だけのダメージではなく、もっと前から積み重なったダメージが、結果的に枝毛となって現れた状態です。つまり、髪全体をケアする必要があるのです。

髪のダメージを修復するには、トリートメントが必須です。とくにロングヘアの人は、毛先まで栄養が届きにくいため、リンスを使わずに、トリートメントを使うことをオススメします。

【枝毛をなくす方法】正しいヘアケア

枝毛をなくす方法は、シャンプーやトリートメント以外にもあります。正しいヘアケアをすることで、これ以上枝毛が増えないようにすることができます。では、シャンプーとトリートメント以外の枝毛対策をご紹介します。

シャンプー前にブラッシングする

髪がからまった状態のままシャンプーをすると、さらに髪がからまり、ほどくのが大変になります。そのため、シャンプー前には、必ずブラッシングをするようにしましょう。

また、枝毛になる原因の1つに、ブラッシングによるダメージもあります。

髪がからまっているときに無理やりブラッシングしたり、素材の悪いブラシを使ったりすると、髪にダメージを与えます。

髪がからまっているときは、手櫛でとかしてから、なるべく天然素材のブラシを使うようにしましょう。

タオルドライでしっかり水分を吸いとる

枝毛をなくすには、ドライヤーを髪に当てる時間を、なるべく短くすることが大切です。そのためには、タオルドライでしっかり水分を吸いとる必要があります。

でも、タオルで髪をゴシゴシこするのは、絶対にNG! これがいちばん髪が傷む原因になります。

水分をよく吸いとるタオルを使い、地肌を拭くような感じでタオルドライをしましょう。なるべく髪をこすらないように、髪束の中にタオルを入れるようなイメージです。

そして毛先に落ちてきた水分は、タオルで髪をはさんで、やさしくポンポンたたいて吸いとりましょう。

髪が濡れているときはブラッシングしない

髪が濡れているときは、髪が傷みやすい状態だとお話しましたね。そのため、髪が濡れているときは、ブラッシングをしないようにしましょう。

洗髪後に、ドライヤーで乾かす前にブラッシングをすると、キューティクルが剥がれやすくなります。

とはいえ、髪がからまったままドライヤーをかけると、からんだ髪がほどきにくくなります。そのため、ドライヤーの前に手櫛でとかして、ある程度はほどいておくことが大切です。

また、ドライヤーを上から当てて、手櫛でとかしながら乾かすと、驚くほど真っすぐでサラサラな髪に仕上がりますよ。

ドライヤーの「熱」ではなく「風」で乾かす

ドライヤーの熱が高温すぎたり、髪に近づけすぎると枝毛の原因になります。そのため、ドライヤーの熱で乾かすというよりは、ドライヤーの風で乾かすようなイメージです。

でも、風が強すぎてもいけませんし、冷たい風をずっと当てていると、頭皮の血行が悪くなってしまいます。

そのため「温」と「冷」を交互に当てたり、髪から20センチほど離してドライヤーを当てると良いでしょう。

毎日の生活で枝毛をなくす方法

ヘアケア以外にも、枝毛をなくす方法があります。生活習慣を改善すれば、健康で美しい髪を育てることができますよ。

睡眠をしっかりとる

髪の成長には、睡眠の質が大きく関わっています。眠っている間に分泌される「成長ホルモン」が、髪のダメージを修復し、枝毛を防いでくれます。

成長ホルモンは、体のあらゆる不調を改善してくれるので、良質な睡眠をとり、成長ホルモンの分泌をうながすことが大切です。

また、睡眠不足になったり、ストレスがたまったりすると、頭皮の血行が悪くなります。頭皮の血行が悪くなると、髪に栄養を届けにくくなるので、髪の成長をさまたげ、枝毛ができやすくなります。

睡眠は、美容にも健康にも、必要不可欠な生活習慣なので、この機会に、睡眠の質を改善してみてはいかがでしょうか?

栄養バランスの良い食事をする

どんな美容法でも、どんな健康法でも、食事の栄養バランスを考えるのは基本ですよね。食べた物が、私たちの体をつくっていますので、考えてみれば当然のことです。

とくに髪の成長に良い栄養は、タンパク質が含まれる「卵」や「大豆製品」、ビタミン・ミネラルが豊富な「牡蠣」や「レバー」、血行を良くする「アーモンド」「ゴマ」「唐辛子」などが効果的です。

でも一番大切なのは、いろいろな物をバランスよく食べることです。

髪の紫外線対策をする

毎日の生活の中で、つねに浴びている紫外線。紫外線ダメージをなくすだけでも、髪は美しくよみがえります。帽子や日傘、髪用の日焼け止めなどを使って、髪をダメージから守りましょう。

ただし、帽子は頭皮が蒸れやすく、頭皮環境が悪化して、髪の成長をさまたげる場合があります。

髪用の日焼け止めは、それ自体が髪を傷める原因になることもあるため、髪にやさしい物を選びましょう。

日傘が、いちばん髪に負担がかからない対策になります。

枝毛ができたときの対処法は?

枝毛は一度できてしまうと、元に戻すことはできないと言われています。そのため、枝毛を防ぐことが一番の対策になります。

では、できてしまった枝毛は、どのように対処すれば良いのでしょうか?

それはやはり、カットするのが一番の対処法になります。

枝毛カットの方法は、枝毛の5センチくらい上から切ることです。

とりあえず、今ある枝毛をカットすれば、水分が逃げるのを防ぐことができます。

それにプラスして、シャンプーやトリートメントを正しく使い、正しいヘアケアを実践すれば、枝毛をなくすことができますよ。

枝毛を防いで、美しい髪をキープしよう!

枝毛をなくす方法と、枝毛ができたときの対処法などをご紹介しました。まずは、枝毛の原因になる行動をやめて、髪にやさしいシャンプーやトリートメントを使いましょう。そして、髪の扱い方に注意して、生活習慣を改善すれば、健康で美しい髪をキープすることができますよ。