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口角を上げるトレーニングで若々しい表情に!もう老け顔とは言わせない

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口角を上げるトレーニングで若々しく明るい印象に!

口角が上がっている女性は、それだけで顔の印象がパっと明るくなり、若々しく見えますよね。なぜ口角が上がっていると若く見えるのでしょうか?

それは、顔の筋肉が適度に鍛えられていて、加齢とともに気になる「ほうれい線」や「顔のたるみ」が少ないからです。

つまり、顔の筋肉を鍛えれば、口角を上げて若々しい印象になることができるのです。

そこで今回は、口角を上げるトレーニングのやり方をご紹介します。口角が上がれば素敵な笑顔をつくりやすくなり、ますます素敵な女性になれますよ!

口角は顔の印象を大きく変える!

年齢を重ねるにつれて、口角が下がってきたと感じている人が多いと思いますが、口角が上がっているか、下がっているかによって顔の印象が大きく変わります。では、口角によってどのように印象が変わるのか見ていきましょう。

口角が上がっている人の印象

口角が上がっている人は、明るく快活な雰囲気に見えたり、年齢よりも若く見えたり、という印象があります。

口角が上がっていると、イメージ的にいつも笑顔でいるような印象を与えるため、周りからも好印象を持たれることが多いはずです。

話しかけやすい雰囲気や、やさしい印象を与えることも多いので、まわりの人との人間関係もうまく進みやすくなります。

口角が下がっている人の印象

口角が下がっている人は、怒っているように見えたり、年齢よりも老けて見えたり、マイナスの印象を持たれやすいです。

口角が下がっているだけで不機嫌そうに見えるので、話かけにくい印象を与えてしまうこともあるでしょう。

口角が下がってしまう理由は、口角を上げる筋肉である「口角挙筋」や「口輪筋」などが衰えてしまったり、口角を下げる筋肉である「口角下制筋」が関係しているからです。

これらの筋肉の影響によって、ほうれい線や顔のたるみなどを引き起こし、暗い印象や、老けた印象を与えてしまうのです。

◆口角を上げる筋肉が与える影響

口角を上げる筋肉の1つである「口角挙筋」は、笑顔をつくるうえで重要な筋肉なので、この筋肉が衰えると自然な笑顔をつくりにくくなり、暗い印象を与えてしまいます。

また、口輪筋は、唇のまわりにある筋肉のことで、この筋肉が衰えると口角を上げにくくなり、頬やフェイスラインのたるみにつながってしまうため、老けた印象を与えてしまいます。

◆口角を下げる筋肉が与える影響

一方、口角を下げる筋肉である「口角下制筋」は、口角の端から下に伸びている筋肉のことで、口角を下に引っ張る作用があります。

そのため、「フェイスラインのたるみ」や「マリオネットライン」をつくる原因になり、老け顔の印象を与えてしまいます。

※マリオネットライン……口角の横から下に伸びているラインのことで、老け顔の印象を与える原因の1つ。

口角を上げることのメリット

口角が上がっているか、下がっているかによって印象がかなり変わることがわかりましたね。では、口角が上がることでどのようなメリットがあるのか具体的に見ていきましょう。口角を上げることで得られる効果をご紹介します。

顔のたるみを予防して老け顔改善

口角を上げると、顔の筋肉が鍛えられることで「ほうれい線」や「マリオネットライン」などによる顔のたるみを予防し、老け顔を改善できるメリットがあります。

筋肉はもともとゴムのように伸縮性がありますが、筋肉が衰えると硬くなり、伸縮性を失ってしまいます。これは、口角を上げる筋肉にも同じことが言えます。

そのため、口角を上げるトレーニングをすれば、口角がキュっと上がり、明るい印象や若々しい印象を与えることができます。

また、口角まわりの筋肉を鍛えると血行が良くなる効果もあるので、肌にツヤが生まれることで老け顔を改善できます。

笑顔をつくりやすくなり、他人からの印象が良くなる

口角が上がっている人は、とくに笑っていなくても笑顔に見えて、「感じが良い人だなぁ」という印象を周りの人に与えます。

話しかけやすい雰囲気があるので、仕事やプライベートでも良好な人間関係をつくることができ、充実した毎日を送れることもメリットの1つと言えるでしょう。

他にも、口角が上がると、不思議なことに気分まで良くなります。これは、口角を上げると脳が「今は楽しいんだ」と勘違いしてくれるからです。

口角を上げるトレーニングで自然な笑顔をつくれるようになれば、周りからの印象が良くなるメリットだけでなく、自分自身の気分まで良くなり、ますます人生が豊かになりますよ。

小顔になる

口角を上げると、フェイスラインなどのたるみが改善され、小顔になることがメリットです。顔にたるみがあると顔が大きく見えてしまうので、太って見えてしまうこともありますよね。

口角を上げるトレーニングをすれば、無駄なたるみが改善されることで顔が引き締まって見え、小顔になることで全身のスタイルも良く見えるようになります。

口角を上げるトレーニングのやり方

では、口角を上げるトレーニングをご紹介していきます。口角を上げるには、「口輪筋」や「口角挙筋」を鍛えることが大切です。

では、手順に沿って一緒にやってみましょう。やりやすいトレーニングから始めてみてくださいね。

割り箸トレーニング

  1. 割り箸を横にして、奥歯で加えます。
  2. 口角をできるだけ上げて、30秒キープしましょう。
  3. 10秒休憩します。
  4. これを3回くり返します。

口角の筋肉が衰えている人は、このトレーニングをするとかなり疲れるかもしれませんが、続けることで自然と口角が上がりやすくなりますよ。

イウイウ体操

  1. 「イ」の口にして、口角を上げます。
  2. 口角を最大に上げたところで5秒キープします。
  3. 次に、「ウ」の口にして口をすぼめます。
  4. 口を思い切り突き出した状態で5秒キープします。
  5. 「イ」「ウ」を3回くり返しましょう。

「イ」の口をしたときに、上の歯が左右4本ずつ見えるくらいに、口角を大きめに広げるのがポイントです。これがまさに「素敵な笑顔」の状態なので、顔に形状記憶させちゃいましょう。

ベロ回しトレーニング

  1. 口を閉じた状態で、上の歯から下の歯の順に歯の周りを舌でなぞります。
  2. 20回くり返したら、反対回しもやってみましょう。

口輪筋をゆるめる効果のあるトレーニングです。口輪筋は硬くなりやすいので、このトレーニングでゆるめてあげれば、口角が上がりやすくなります。

手で口角を引き上げる

  1. まずは「イ」の口をして、自力で口角を上げられるところまで上げてみましょう。
  2. 本来の口角のところまで上がらない人が多いと思いますので、手で口角を上げます。
  3. そのまま5秒キープしましょう。3回くり返します。

自然な笑顔をつくるには、口角を限界まで上げる必要はありませんが、トレーニングで口角を上げておくことで笑顔がつくりやすくなります。

風船トレーニング

  1. 口に空気をためて、口をキュっと閉じます。
  2. 口の中の空気を右に移動して、右の頬を5秒間ふくらませます。
  3. 今度は、口の中の空気を左に移動して、左の頬を5秒間ふくらませます。
  4. 鼻の下に空気を移動して、5秒間キープします。
  5. 下唇の内側に空気を移動して、5秒間キープします。
  6. これを3回くり返します。

頬を膨らませたら、空気が抜けないように口をキュっと閉じるのがポイントです。口角の辺りが痛くなってきたら、しっかりと鍛えられている証拠です。

顔ヨガ

口角を上げるときに使う「口角挙筋」を上げ下げするトレーニングです。音楽に合わせて、見ながらやってみましょう。

左右両方の口角を上げ下げしたり、左右交互に口角を上げ下げしたりします。

口角を自由自在に操れるようになるには、ちょっと時間がかかりますが、楽しみながらやれば、顔の筋肉が鍛えやすくなりますよ。

口角が下がる原因を知って予防しよう

口角が顔の印象を大きく変えることや、口角を上げるトレーニングなどをご紹介しましたが、そもそも口角が下がりやすくなる原因は、日頃の行動が関係しています。当てはまる行動があれば改善していきましょう。

あまり人と話さない

日頃からあまり人と話さない生活を送っている人は、無表情で過ごすことが多いため、顔の筋肉をほとんど使うことがありません。

そのため、笑顔になる機会も少なく、口角の筋肉が衰えやすくなるため、口角が下がる原因になります。

仕事中はあまり笑顔になれない環境であっても、友人と楽しく会話をする時間をつくったり、自分の好きなことをする時間をつくったりして、1日の中で笑顔になる時間をつくることが大切ですよ。

食べるときにあまり噛まない

食事のときにあまり噛まないで食べることが多い人は、「口輪筋」や「頬筋」などが衰えやすくなり、口角が下がる原因になります。

また、歯ごたえのない柔らかい物ばかり食べていると、噛む必要がないため噛む回数が減り、口まわりの筋肉が衰えてしまいます。

筋肉は、使わないとどんどん衰えてしまうので、日頃から意識して食べ物をよく噛むようにしてみましょう。

下向きの姿勢になることが多い

スマホを長時間使用する人や、デスクワークでパソコンを使う人などは、下を向く姿勢になりやすく、それに加えて無表情で過ごすことが多いため、口角が下がりやすくなります。

口角を下げる「口角下制筋」は、下向きの姿勢になったときに良く使われる筋肉なので、口角を下げる力が強くなってしまうため、口角が下がりやすくなります。

また、顔を下に向けると姿勢が悪くなり、首を圧迫することで「広頚筋」と呼ばれる首すじの筋肉が縮み、それとつながっている「口角下制筋」が下に引っ張られてしまいます。

それによって口角が上がりにくくなってしまうことも、口角が下がる原因の1つです。

◆下を向いていると口角を上げにくい

下向きの姿勢は口角が下がりやすいと言いましたが、そもそも下を向いた状態では、口角を上げにくくなる作用が働きます。

実際に顔を下に向けて、口角を上げてみてください。驚くほど上がりにくいのがわかるはずです。

ストレスが多い

日頃からストレスを感じている人は多いと思いますが、ストレスも口角を下げる原因の1つです。

ストレスがたまると無表情になることが多くなり、顔の筋肉を使わないため、口角を上げる筋肉が衰えやすくなります。

また、イヤなことがあると「への字口」になることも多く、物理的にも口角が下がってしまいます。

このような行動を続けると、口まわりの筋肉がどんどん衰えてしまい、口角が下がりやすくなってしまうのです。

口を開いたまま呼吸する

口を開いたまま呼吸をするクセがある人は、口まわりの筋肉を使っていないため衰えやすく、口角が下がる原因になります。

本来であれば鼻呼吸をするのが正しい呼吸ですが、鼻炎や花粉症などで鼻がつまっていると、どうしても口呼吸になってしまいますよね。

口呼吸を長く続けると、つねに口が開いた状態になってしまうので、口角を上げるための「口輪筋」が衰えてしまい、結果として口角が下がってしまうのです。

口角を上げるメイク方法

口角を上げるトレーニングは、継続することで効果が出てきますが、できれば今すぐ改善したいと思っている人も多いと思います。

そこで最後に、口角を上げるメイク方法をご紹介します。簡単にできる方法なので、ぜひ試してみてくださいね。

口角を上げるメイクは、口元が重要なポイントです。使うアイテムは、「コンシーラー」「ファンデーション」「口紅」の3つだけ。では、順番に見ていきましょう。

  1. まずは、コンシーラーで下唇の口角の輪郭を作ります。口角が上がるように意識して、輪郭を描くことが大切ですよ。口元のくすみを消す効果もあります。
  2. コンシーラーの上に、パウダーファンデーションを乗せます。指でポンポン叩くように乗せるとなじみやすく、自然な仕上がりになります。
  3. 最後に、口紅で口角が上がっているように唇を描きます。まずは輪郭をしっかりと描いてから、内側を塗っていきます。輪郭をしっかり描けるように、筆でリップラインを引くのがオススメですよ。

あっという間に、口角の上がったメイクの完成です! これなら毎日でもできそうですね。

口角を上げるトレーニングで若々しい表情に!

口角を上げるトレーンニングをご紹介しました。口角が下がる原因を改善し、口角を上げるメリットを得るためにトレーニングを始めてみましょう。毎日のちょっとしたスキマ時間でできるトレーニングなので、ぜひ実践してみてくださいね。口角が上がれば、若々しく明るい表情も思いのままにつくれますよ。