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頭皮の臭いが気になったときの対処法|外出先でもすぐに頭皮を消臭できる

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外出先でもすぐに頭皮の臭いを解消できる対処法

夕方になると、ふとした瞬間に「頭皮の臭い」が気になってしまうことはありませんか?

「座っているときに上から話しかけられたら、臭っていないか心配」

「これからデートなのに、頭が臭いなんてイヤ」

と思っても、外出先だとシャンプーできないし、対処法がなくて困ってしまいますよね。

そこで今回は、外出先で頭皮の臭いが気になったときの対処法をご紹介します。

外出先でも使える「臭い対策グッズ」や、すぐにできる「臭いの対処法」を知っておけば、気になる頭皮の臭いをスッキリ解消できますよ!

なぜ頭皮は臭くなるの?

せっかくヘアスタイルを可愛く整えても、頭皮が臭っていたら可愛くないですよね。そんな頭皮の臭いの原因は、ずばり「皮脂」。

頭皮はTゾーンの約2倍の皮脂腺があり、汗でベタつきやすい部位なんです。

しかも、顔や体のように汗を拭けないので、雑菌が繁殖しやすく、臭いが出やすい環境にあります。

でも、安心してください。

これからご紹介する対処法で、外出先でも頭皮の臭いをスッキリ解消することができるんです! では、どのような方法があるのか見ていきましょう。

外出先で頭皮の臭いが気になったときの対処法

頭皮の臭いが気になると、今すぐにでもシャンプーしたい気分になりますよね。でも、外出先ではできない……。そんなときに重宝する対処法をご紹介します。

ドライシャンプー

ドライシャンプーとは、洗い流さなくてもOKのシャンプーのこと。

スポーツやレジャー、外回りの仕事などで汗をかいたときに使えば、頭皮や髪を清潔に保ち、頭皮の臭いをスッキリ解消してくれる優秀なアイテムです。

植物由来のオーガニック成分や、保湿成分が配合されているドライシャンプーも多く、髪や頭皮をやさしくいたわりながら清潔にしてくれます。

また、日常の外出時だけでなく、災害時や入院時、長時間のフライトなどでも使用できるので、持っていると何かと便利ですね。

ドライシャンプーにはいくつかの種類があるので、それぞれの特徴をご紹介します。

◆ドライシャンプーのメリット

  • スプレー(ミスト)タイプは髪が濡れるのでタオルで拭く必要がありますが、蒸発しやすいのですぐに乾きます。頭皮全体になじませれば、頭皮の臭いをスッキリ解消できます。
  • フォームタイプは、泡が汚れを包み込み、頭皮を清潔な状態にしてくれます。
  • シートタイプは拭き取るだけなので、髪が濡れず使い方も簡単。ブラシにつけて使うこともできます。
  • パウダータイプは、余分な皮脂を吸着して頭皮のベタつきを抑えてくれます。

ドライシャンプーは、外出先で活躍してくれるのはもちろん、帰りが遅くなって疲れて寝てしまいたいときにも重宝してくれそうですね。

また、海外セレブの間では、シャンプーによる頭皮の乾燥を防ぐなど、頭皮環境を改善するために使用しているそうですよ。頭皮の臭い以外にも、メリットがたくさんありますね。

ウェットティッシュ

汗をかいたら、ウェットティッシュで髪についた臭いを拭き取ったり、頭皮の皮脂を拭き取ったりする方法もあります。

ドライシャンプーのシートタイプや、ヘア用のシートもその1つなので、バッグの中にいつも携帯しておくと便利ですね。

ウェットティッシュのメリットは、ドライシャンプーのミストタイプなどのように、まわりに液体などをまき散らすことがないので、どこでも場所を選ばず使えるのも便利なところ。

アルコールが含まれているウェットティッシュなら、殺菌効果で頭皮に雑菌が繁殖するのを防いでくれますし、揮発性のあるアルコールはすぐに乾くので、頭皮が湿って臭いが再発するのを防ぐことができます。

ただし、アルコールは頭皮が乾燥しやすくなるので、使いすぎには注意しましょう。

手作りの消臭剤

消臭効果の高い「ミョウバン」を使った手作りの消臭剤を、頭皮や髪にシュっと吹きかける対処法も効果的。コスパが良く手軽に作れるので、何かと重宝することでしょう。

ミョウバン水の作り方は、ミネラルが多く含まれている「硬水」1リットルに対し、「ミョウバン」20~25gを溶かします。

ミョウバンは、焼きミョウバンでも生ミョウバンでもOK。すぐには溶けませんが、一晩おけば溶けます。

ミョウバンはカリウムやアンモニウム、アルミニウムなどが結晶化したもので、これらは消臭効果が高く、体臭対策としても活用できます。

小さなスプレーボトルに入れて持ち歩けば、頭皮の臭いだけでなく、全身のデオドラントスプレーとして手軽に使えますね。

頭皮用デオドラントスプレー

脇の臭いなどに、デオドラントスプレーを使っている人は多いですが、頭皮の臭いには「頭皮用のデオドラントスプレー」がオススメ。

頭皮の皮脂分泌を抑えたり、雑菌の繁殖を抑えたりする効果があり、頭皮の臭いを一時的に抑えてくれます。

耳の後ろや前髪の生え際、後頭部などの「汗」や「蒸れ」の多い場所を中心にスプレーしてみてください。ほのかないい香りが漂い、頭皮の臭いも気にならなくなるでしょう。

頭皮の臭いを予防する対策

外出先で頭皮の臭いが気になったときの対処法をご紹介しましたが、頭皮の臭いを予防する対策をしておくことも大事。そもそも日頃の生活が、頭皮の臭いの原因になっている場合もあるんです。では、どのような対策があるのか見ていきましょう。

風通しの良いヘアスタイルにする

ヘアスタイルによっては、頭皮の風通しが悪くなり、頭皮が蒸れやすくなります。髪をアップにしたり、きっちり結んでいると、頭皮が蒸れて汗をかきやすくなることも。

たまに髪をほどいて風通しを良くしたり、風通しの良いヘアスタイルに変えてしまうのも1つの方法です。

逆に、髪を下ろしていて汗をかいてしまったときは、ポニーテールなどにすると臭いが拡散しにくくなりますよ。

正しいシャンプーとドライヤーの仕方をマスター

頭皮の臭いが気になる人は、「毎日洗っているのに、なぜ臭うの?」と不思議に思っているかもしれません。

頭皮の臭いが気になる原因は、シャンプーの仕方やドライヤーのかけ方が間違っている可能性もあるんです。

シャンプーのしすぎや、ゴシゴシと強く洗うことで頭皮が乾燥し、皮脂の過剰分泌によって頭皮が臭ってしまうことがあります。

逆に、すすぎが足りなくてシャンプーやリンスが頭皮に残り、雑菌のエサになって繁殖してしまう場合も。

また、ドライヤーの熱ダメージで頭皮が乾燥したり、自然乾燥によって雑菌が繁殖しやすくなり、臭いが出ている可能性もあります。

頭皮の臭いを予防するには、正しいシャンプーとドライヤーの仕方をマスターすることが大切。ポイントは、以下の6つです。

  • ぬるめのお湯でシャンプーする
  • シャンプーは泡立ててからつける
  • 頭皮をマッサージするように指の腹で洗う
  • シャンプーはしっかり洗い流す
  • トリートメントやリンスは頭皮につけない
  • ドライヤーは根元をしっかり乾かす

シャンプーは、できるだけ頭皮に刺激を与えないようにして、やさしく洗いあげることが大事。

ドライヤーは、髪の根元の部分からしっかり乾かすことが大切です。くれぐれも生乾きの状態で放置しないように注意しましょう。

臭いの元になる食べ物を控える

頭皮の臭いが気になる人は、皮脂分泌が多くなる食べ物を好んで食べている可能性があります。たとえば、以下のような食べ物は皮脂の分泌が多くなり、頭皮の臭いの原因になります。

  • 肉などの高脂肪の食べ物
  • チョコレート
  • チーズなどの乳製品
  • スナック菓子などのジャンクフード
  • アルコール・コーヒーなど

以上の食べ物をなるべく控えるとともに、皮脂の分泌を抑える食べ物を積極的に摂ることも効果的です。皮脂の分泌を抑える食べ物とは、大豆製品や魚介類、アボカドなどです。

これらの食べ物は、女性ホルモンのはたらきを活発にし、皮脂の分泌を抑えることで頭皮の臭いを予防してくれる効果があります。

頭皮の臭いが気になったときのNGな対処法

外出先で頭皮の臭いが気になったときに、ついやりがちなNGな対処法をご紹介します。

ヘアコロンや香水を付けるのはNG

イヤな臭いが気になるときは、いい匂いで対処する人も少なくないと思いますが、頭皮の臭いを抑えるために「ヘアコロン」や「香水」などを付けるのはNGです。

臭いが発生している場所に直接付けると、イヤな臭いと混ざり合うことで、更なる悪臭を発生させてしまう可能性があります。

頭皮の皮脂を拭き取ってから付けるのはOK

もしヘアコロンや香水を使いたいなら、頭皮の皮脂をシートなどで拭き取ってから付けましょう。ただし、再び頭皮の臭いが発生したら、臭いが混ざる可能性があるのでご注意を。

香水などのフレグランスは、うなじや耳の後ろなど、できるだけ頭皮の臭いと混ざらない場所に少しだけ付けましょう。いい匂いは、ほのかに香るくらいがちょうど良いのです。

適切な対処法で頭皮も髪も臭わない!

外出先で頭皮の臭いが気になったときの対処法をご紹介しました。外出先でもすぐに頭皮を消臭できる方法なので、お出かけの予定がある日はあらかじめ準備しておきましょう。また、日頃のヘアケアなどで予防することも大事。シャンプーやドライヤーを正しく行い、頭皮も髪も臭わない女性を目指しましょう!