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UVカット帽子の効果と選び方|色や形で紫外線をしっかりガード!

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UVカット帽子で今年は絶対に焼かない!

徒歩のときは日傘を使っていても、長時間のアウトドアレジャーや、自転車で移動するときなどは、帽子が必需品ですよね。

でも、帽子ってどれくらい紫外線を防いでくれるのでしょうか? 一般的な帽子の場合、帽子をかぶらないときと比べて約20%の紫外線を防いでくれるそうです。

とはいえ、それだけではちょっと不安。どうせなら、紫外線を100%カットしてほしいですよね。そんなとき活躍してくれるのが「UVカット帽子」。

そこで今回は、紫外線を防ぐ効果の高い「UVカット帽子」についてご紹介します。

UVカット帽子にはどれくらいの効果があるのか、また、効果の高いUVカット帽子の選び方についても見ていきましょう!

UVカット帽子とは?

UVカット帽子とは、紫外線を遮断する「UVカット機能」のある帽子のこと。このUVカット帽子には、大きく分けて2種類あります。

UVカット加工されているタイプ

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UVカット加工されているタイプは、生地の表面に紫外線を防ぐ加工をしているタイプのUVカット帽子のことです。素材は一般的な帽子と変わらず、その表面にUV加工のコーティングがしてあるのです。

そのため、洗濯するたびにコーティングが剥がれやすく、1年くらいでUV効果がなくなってしまうものが多いです。

比較的安いので、ワンシーズン使えれば良いというのであれば、このタイプでも良いでしょう。

UVカット素材を使用しているタイプ

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UVカット素材を使用している帽子は、生地そのものにUVカット機能のある帽子のことです。

帽子の素材に「酸化チタン」や「セラミック」などの紫外線を防ぐ粒子を織り込んでいるため、UVカット効果が高く、洗濯してもその効果はほとんど変わりません。

UVカット効果の寿命が長いのはうれしいですが、そのぶん高価なものが多いです。ちなみに、紫外線の強いオーストラリアでは、皮膚ガン予防のためにこのようなUVカット帽子が主流になっています。

UVカット帽子の効果はどれくらい?

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生地に粒子が織り込んでいるタイプの「UVカット帽子」は、紫外線を遮断し、日焼けを防ぐ効果が高いです。

帽子に書かれているUVカット表記によって紫外線カット力が異なり、もっとも効果が高いものは「完全遮光」「遮光率100%」などの表記があります。

「紫外線保護指数」という基準でいうと、「UPF40~50」がもっとも紫外線カット効果が高い帽子になります。

また、帽子をかぶることで体感温度が下がり、涼しく感じられるため、熱中症予防にも効果的。もし涼しさだけで選ぶなら、綿素材よりも、麦わらやナイロン素材の帽子がオススメです。

でも今回は、紫外線対策としてのUVカット帽子のご紹介なので、日焼けを防ぐ効果をメインに考えてみましょう。

紫外線対策に効果的なUVカット帽子の選び方

では、紫外線対策に効果的な「UVカット帽子」の選び方についてご紹介します。

日焼けしにくい「色」の帽子を選ぶ

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紫外線対策に効果的なUVカット帽子は、日焼けしにくい「色」を選ぶのがポイント。紫外線を通しやすい色と、通しにくい色があるため、日焼け防止効果に差が出てくるのです。

もっとも日焼けしにくい色は、「黒」。黒は日光を吸収し、もっとも紫外線を通さない色なんです。黒以外でも、紺や茶などの濃い色ほどUVカット効果が高いと言えるでしょう。

逆に、もっとも日焼けしやすい色は、「白」。白は涼しげで夏らしいですが、UVカット効果で考えるとオススメできません。

ただし、ここまで説明して何ですが、生地にチタンやセラミックなどを織り込んでいる「UVカット素材の帽子」なら、色はそれほど関係ないと言われています。

日焼けしにくい「生地」の帽子を選ぶ

紫外線対策に効果的なUVカット帽子は、日焼けしにくい「生地」を選ぶことです。紫外線を通しにくい生地は、ポリエステルや羊毛(ウール)。

しかし、これらの素材は通気性が悪く、夏は暑いかもしれません。

その欠点を補ってくれる生地が、綿や絹、ナイロンです。UVカット効果は多少劣りますが、通気性が良いのでオススメです。

これを総合すると、「ポリエステルと綿」の混紡が、UVカット帽子にオススメの素材です。

また、薄いよりも厚めの生地のほうがUVカット効果が高いので、厚みのある生地を選びましょう。

日焼けを防ぐ「形」の帽子を選ぶ

紫外線対策に効果的なUVカット帽子は、日焼けを防ぐ「形」であることが重要です。

いくら素材が優秀でも、顔をしっかり紫外線から防御してくれないと意味がありません。そこでオススメなのが、ツバの広い帽子。ツバが大きければ大きいほど、日焼けを防ぐ効果が高いでしょう。

◆ツバの大きさによるUVカット率

キャップタイプの帽子よりも、ハットタイプの帽子のほうが日焼けしにくいです。ツバの大きさによってUVカット率が異なり、10センチ以上のツバの帽子が理想的です。

ハットタイプでツバの大きさが13センチの帽子は、UVカット率90%にもなります。

キャップタイプなら、ツバの大きさが7センチでUVカット率60%、10センチでUVカット率70%になります。

◆ツバの形による日焼け防止効果

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帽子によって、ツバの形はさまざまですよね。たとえば……

  • 前側のツバだけが大きいタイプ
  • 360℃大きなツバの帽子
  • 後ろ側に布が垂れ下がっている帽子

などがあります。

首の後ろは意外と日焼けしやすい部分なので、日焼けしたくない部分をしっかり防御してくれる帽子を選びましょう。

紫外線対策にオススメのUVカット帽子

では、紫外線対策にオススメのUVカット帽子をいくつかご紹介します。気に入った帽子があれば、ぜひ、あなたの紫外線対策に利用してみてくださいね。

オシャレに紫外線対策ができるUVカット帽子

「日焼けはしたくないけど、オシャレにも気をつかいたい!」そんな人にオススメのUVカット帽子をご紹介します。

◆ツバ広ハット

このツバ広ハットは可愛らしいタイプですが、もともとツバ広ハットは、女優みたいで優雅ですよね。1つは持っておきたい帽子です。

◆麦わら帽子

「やっぱり夏は、麦わら帽子がいい!」という人のために、コチラをご紹介します。どんなファッションにも合うし、気分は夏少女!

◆バケットハット

「自転車で子どもを送り迎えするときも、オシャレは忘れたくない!」というママにも似合いそうなバケットハットです。幅広い年齢層に使えそうなUVカット帽子ですね。

◆キャスケット

カジュアルな装いに合わせるなら、キャスケットが気軽に使えそうですね。

絶対焼きたくない人にオススメの完全ガード帽子

「何が何でも、絶対に焼きたくない!」という人は、後ろも前もしっかりガードしてくれるハットタイプのUVカット帽子がオススメ。横に垂れ下がっている布は、顔を覆うことができます。前から紫外線が当たっても、この帽子なら完全ガードしてくれます。

折りたたみUVカット帽子

折りたたみとは思えないほど、素敵なツバ広帽子です。UVカット効果も100%で完璧。夏の必需品にしたいですね。

効果の高いUVカット帽子で紫外線をしっかりガード!

UVカット帽子の効果と選び方についてご紹介しました。UVカット帽子には2種類ありますが、素材そのものにUVカット効果がある帽子がオススメ。色や形によっても日焼け防止効果が違うので、効果の高いUVカット帽子で紫外線をしっかりガードしていきましょう!